「ひたすら歩くという、信念の阿闍梨の心に、沢山の路傍の人々が、引き込まれ、かぎりない人間愛の絆が生まれる。カメラが懸命に、それをとらえ続け、自分で感動している・・。」と好評されました。沢山の映像有名人や、世界の作家のなかで、最年少の吉田君が栄冠を獲得しました。微笑した新藤監督からトロフィと賞状を渡され初々しい吉田君の姿にヒロシマで「道」以来、二度目の最高賞グランプリに、胸が熱くなりました。(記:原 勤)
この作品は2013年9月15日(日)江戸東京博物館ホールで開催の第47回東京アマチュア映像祭にて川崎映像の代表作として上映されました。先日トピックスでお知らせしました酒井阿闍梨が、青森恐山までの1000キロの旅を東北の心優しい人々と共に歩く姿を記録したものです。風のように過ぎ去る一行を追いかけた貴重な作品です。